業務用エアコン点検が義務化になりました。

 

点検をしなかった場合、罰則はありますか?

はい、あります!

業務用エアコン点検は罰則があるので無視できない

一体、どういう罰則があるのでしょうか? 一例ではありますが少し紹介させていただきます。

・特定製品の冷媒フロン類をみだりに放出した場合、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金
・「機器の点検」、「漏えい対処」、「記録の保管」の「判断基準」に違反した場合、50万円以下の罰金
・算定の漏えい量の未報告、虚偽報告をした場合は10万円以下の過料
・国から求められた「管理の適正化の実施状況報告」の未報告、虚偽報告は20万円以下の罰金
・都道府県の立ち入り検査の収去の拒否、妨げ、忌避した場合は20万円以下の罰金

高額なものであれば50万円の罰則が課せられますので、業務用エアコンの管理者(オーナー)はフロン法の改正は無視できません。

業務用エアコンの定期点検が義務化になったのはなぜ?

業務用エアコンに使用されているフロンガスですが、現在多くのエアコンに使用されているフロンガスの多くは「代替フロン」いうオゾン層の破壊に影響がないものであるとされています。

しかし代替フロンは大気に放出するとCO2の数千倍もの「地球温暖化」に与える影響が大きいため、この代替フロンの排出削減が課題です。

「可能な限りフロンガスを使用しない製品を製造しよう」

「可能な限りフロンガスを使用している製品からフロンガスを排出しないようにしよう」

ということになり、平成25年6月12日に「フロン回収破壊法」が改正され、フロン回収破壊法が改正されたことで業務用エアコンの管理者(ユーザー)へ定期点検を義務化させました。

 

業務用エアコンの点検について

業務用エアコンの点検には大きく分けて「簡易点検」「定期点検」2つあります。

簡易点検

機種 点検頻度
全ての業務用エアコン 3ヶ月に1度以上

 

定期点検

機種 圧縮機電動機定格出力 点検頻度
エアコン 7.5kW以上50kW未満 3年に1回以上
50kW以上 1年に1回以上

業務用エアコンの簡易点検は全ての業務用エアコン管理者(ユーザー)が四半期に1回以上(3ヶ月に1度)の点検義務があります。

簡易点検に加えて、定格出力によって定期点検頻度が変わってきます。

上の表にあるように定格出力が7.5kW以上50kW未満の業務用エアコンは3年に1回以上の定期点検が必要で、定格出力が50kW以上の業務用エアコンは1年1回以上の定期点検が必要です。

 

まとめると・・・

 

定格出力が7.5kW未満の業務用エアコン管理者(オーナー) 簡易点検(四半期に1回以上)が必要
定格出力が7.5kW以上50kW未満の業務用エアコン管理者(オーナー) 簡易点検(四半期に1回以上)+3年に1回以上の定期点検が必要
定格出力が50kW以上の業務用エアコン管理者(オーナー) 簡易点検(四半期に1回以上)+1年に1回以上の定期点検が必要

簡易点検(四半期に1回以上)は業務用エアコン管理者(ユーザー)が自ら行うこともできますが、専門業者に依頼しても良いです。

まず業務用エアコン管理者(ユーザー)は上記の表のどれにあてはまるのかを確認する必要があります。

 

簡易点検(漏えいチェック)の方法と点検項目

室外機点検 機器の異常振動・異常運転音(安全で容易に点検できる場合)
機器及び機器周辺の油のにじみ(安全で容易に点検できる場合)
機器のキズの有無、熱交換器の腐食、サビなど(安全で容易に点検できる場合)
室内機点検  熱交換器の霜月の有無(安全で容易に点検できる場合)

業務用エアコンの管理者(オーナー)が簡易点検が義務化されており、その方法は「目視による外観点検」となっています。

簡易点検は全ての項目で安全で容易に点検できる場合となっていますので、室内機、室外機が高所や点検しにくい場所に設置されている場合お気軽に弊社までお問い合わせいただければと思います。

また「エアコンが効かなくなった」「エアコンから異音がする」「エアコンから変なニオイがする」などでお困りでしたら、弊社は点検作業と清掃作業も対応させていただいておりますのでお問い合わせせください。

お問い合わせ

業務用エアコンの大型室外機

室外機は容易に点検できない場所に設置している場合やそもそも業務用エアコンの室外機がどこに設置されているかわからない場合もあると思います。

ここでいう室外機の点検が容易にできない場所は防護柵のない屋上などを言います。

また注意するポイントは室外機が異常に振動している、異常な音がしているなどですが、普段から室外機をチェックしていないと異常かどうかが確認しにくいですし、室外機の熱交換器の油のにじみ、室外機のキズやゴミの付着や草がからまっている場合は室外機が正常に作動しているかチェックも必要です。

もし点検で異常かどうか判断に迷った場合、弊社までお問い合わせください。